ストグラとGTA5
ストグラとGTA5

ストグラとGTA5

一応今回は、このブログ見てくれてる人が友人・知人と2次絵からきている人が少しと思ってますので、ストグラあるいはGTA5を全然知らない勢対象のつもりで用語解説も交えつつ進行いたします。

この8月、ストグラフェスと呼ばれるリアルイベントが幕張メッセで2日間開催されました。また、今秋からシーズン2が始まることがそのイベント内で発表されました。そちらを記念して、ストグラについてと自分とストグラみたいなところを書こうと思います。

まずはストグラ内の映像を使ったMVをいくつかご紹介します。作成や登場人物などはすべて街の住人の方となります。

ストグラとは

グランド・セフト・オートV(GTA5)というオープンワールドの犯罪アクションゲームとそのオンライン版です。ふつうにソロでも遊べるし、マインクラフトみたいにゲームサーバにログインして複数のプレーヤーでも遊べるっていうと理解しやすいかと思います。
純粋にストーリーを遊ぶこともできるんですが、主にFiveMというMODを使ってゲーム舞台になっているロスサントスという街(実際には島国のような感じ)で仮想現実的に市民としてプレーヤーたちが集って生活する遊びもできるわけです。

そうした遊びをしているサーバのひとつが、しょぼすけさん(ゲーム配信者)が個人主催するストグラ(旧称ストリーマー・グラセフ)です。YouTubeなどにはストグラ以外のGTA鯖の動画があがってますので、ルールの異なるストグラのような街が複数あることにご注意ください。

以後、ストグラ専門用語も交えて解説していきます。専門用語については初出に色付けして解説を( )書きしております。推測で書いている点もありますのでご注意ください。

ストグラの特徴

ストグラは、RP(役割を演じる・ロールプレイ)を主題としたGTA鯖になります。参加者はゲーム配信者、YouTuber、芸能人など一定の活動を行っている人に限定しており、入国(参加)には市役所(運営)の審査があります。おそらく理由としてはある程度RPを観測者(ストグラ視聴者)のまえで配信するエンターテイメント性の腕と配信者としての社会性・協調性などを求められているのだと思います。そうでないと好き勝手をして街の法を守らなかったり、他者のストーリーを尊重することもなく暴れて、ぐちゃぐちゃになってしまいます(実際にそういう治安の悪いサーバもあるようです)。

とか書いていたら、ちょうど参加者募集がアナウンスされてましたねー。審査のハードルが実際どのくらいなのかは不明です。少なくとも「ストグラで大型犯罪(ゲーム)がやりたいです」と希望した人は説教したってしょぼすけさんが以前配信で言ってました・笑。FPSやTPSやりたいならそういうゲームに行きなってことですね。ストグラはあくまでロールプレイを楽しむサーバなのかと思います。

観測者

上述補足の通り、ストグラ視聴者のことを観測者といいますが、じゃあその「ストグラを見る」ってどういうことなのっていうのがあると思います。基本ゲームなので、「ストグラで遊ぶ」だったら理解はしやすいんでしょうけどね。
ストグラで遊ぶのは配信者です。我々はそれを観測する者たちです。なので、ふつうに表現すると「ゲーム配信を観る」なんですが、このゲームの内容、三者三様のロールプレイ、アドリブ合戦による人間模様なので、実際にはドラマを観る感覚です。あたしがハマってしまっているのはそのドラマが面白くてっていうところなんですよね。

ストグラのRP(ロールプレイ)

自分でキャラクターメイクをして動かしていく点はどのRPサーバでも基本かと思いますが、ストグラの場合は一応入国審査時に「街へ来た目的」というものが設定されるようです。街で暮らしながらその目的に向かって自分自身のストーリーを進めてね、ということですね。とくに目的が設定できなかった人は一律して「記憶喪失で気がついたら街にいた」している様子も伺えます・笑。

キャラメイクもそうですが、基本的に自身とは異なるキャラクターとしてキャラ用の名前(容姿、ときには性別も)を設定します。まれに(配信者本人)と同じにしている人もいたと思いますが、おそらく、演者とキャラが別人であることを強調するために、別名を推奨されてるんじゃないでしょうか。
名前設定に関するあるあるエピソードなんですが、星川サラさん(VTuber・にじさんじ)のキャラクター名が星サラ、魂から知っている人が街のなかでうっかり星野のことを星川と呼んでしまうアクシデントなどがあります。名前が似てなくてもうっかり魂ネームを呼ぶ例はあとを絶ちません・笑。

ちなみに、ロールプレイ中に魂や魂の世界のことを話すときは「何をいってるか判らないかもしれないが」で話し始めるという慣例があります。あとサーバからログアウトすることを寝る、ログインすることを起きる、再起動・強制終了などを瞑想、キャラクター操作を行うキー操作を筋肉(例「Xの筋肉でキャンセルできるよ」など)といったり、ゲーム操作してるのではなくロスサントスの街のなかで人が生きているという体裁を保つための代替用語がいろいろあったりします。

ロスサントスの職業・団体

街のために必須の職業は、公としては警察、病院、市が運営しないけれどもメカニック(車修理)、飲食店、以上の職業が中心です。その他、経営者・従業員など住人は関与しないお店だけど必要な、洋服店、タトゥーショップ、ガソリンスタンド、その他犯罪に関わるブラックマーケット等のお店などがあります。これらは店員が基本いないか、いてもNPCとなります。また、NPCが運営するお店だけれども住人が関わるようになったものとして、カジノ、コンビニなどがあります。ほかにも花屋、サウナ、くじ引き屋、占い、金融など、住人のアイデアや希望でいろいろなお店が増えつつあります。

そして、複数の犯罪者集団・ギャングが街を動かす中心の組織として存在しています。

なお、ギャングを総称して黒市民、犯罪に関わらない住人や公務員を白市民、ギャングではないけれども犯罪を行う人達を半グレと分けて呼ばれることもあります。犯罪が中心の街なので、犯罪に関わる度合いで自然とグルーピングされたみたいですね。面白いです。

MADTOWN

あたしはストグラ以外のサーバはほぼ視聴しないのですが、今「MADTOWN」というCrazy Raccoon(通称CR、プロゲーミングチーム)とVAULTROOM(ゲームコミュニティ)が主催する期間限定(不定期?に1ヶ月間開催。今回2回目)のGTA5鯖イベントが開催中で、今回は声優陣が複数名参加ということでわりかし視聴しています。ストグラとの大きな違いは、ロールプレイという縛りがないので、プレイヤーは実際の活動名で参加しており、オフラインや他ゲームでの話もNGなく交わしています。

ストグラと混ざってしまって混乱する点もあると思いますが、GTA5鯖の入門としてもMADTOWNはちょうどいいと思っているので、中村悠一さんの配信を紹介させていただきます。

中村さんのMADTOWN参加2日目、比較的短めの配信(でも5時間近くあるけど)。街ブラから小野賢章さんに遭遇、そこへ花江夏樹さんが合流、なんだかんだあって3人を含めたチームで中型犯罪に参加、など、飽きない展開となっています。中村さんはストグラ参加者ですがMADTOWNについては初心者、花ちゃんと賢章さんはGTA5鯖自体が初心者で、周囲からの解説や案内もあるのため視聴が初心者の方にも向いた内容かと思います。

MADTOWN参加はゲーム配信者やYoutuberなど一定の活動を行っている人々が主催から招待されます。あと参加者からの推薦で招待される枠もあるみたいで、中村さんは木村良平さん(前回開催のMADTOWNにも参加)から、花ちゃんと賢章さんはリモーネ先生(花ちゃんのゲーム配信いつメン&動画編集をしているホラーゲーム実況者)からの推薦で今回参加となったようです。ちなみにリモーネ先生はVCRというイベントでのGTA5参加歴があり、ストグラにも数ヶ月滞在、MADTOWNは前回開催時も参加など、GTA5鯖参加者としては常連となっています。

ということろで長くなったので、ひとまずはここまで。ストグラについてはまたなんか書くかもしれません。