かめかめの飼育環境変遷
かめかめの飼育環境変遷

かめかめの飼育環境変遷

初めてのかめ飼育なので試行錯誤することが多く、わりと短期間に環境変えたと思います。最初の半年ほどは成長期でどんどん大きくなってサイズの変化に合わせていったことと、生活を観察してより快適になるようにレイアウトを考えたりしていました。

お迎え当時

ミシシッピニオイガメは基本水中で過ごすらしいと聞き、陸はちょっとで水深高めと思ったのでお迎え時はふつうのオールガラス水槽(幅36センチの特殊サイズ)にセットしました。陸は輝板石を積み上げたものとフィルターの上にも乗れるよ〜って感じで作ってみたんですが、当時は警戒心高く、陸を使うことはありませんでした。水をよく汚すということで過剰すぎるくらいのフィルター3個・笑。

お迎えして水槽に置いてみたところ。このあとすぐに水中へどぼんした。
左下、横倒しF1フィルターの傍に隠れています。

ずっと隠れる場所を探してて、ガラス張りで丸見えなのはかわいそうか…ということですぐに別の環境をセット。メダカに使ってたトロ船が余っていたのでちょうどいいやって。

水深は浅くなったけど面積はかなり広くなり、隠れ場所もたくさん作ってあげました。サイズ的に置き場所の問題とかで物置部屋に置いてたこともあって、かえって様子を見にいく頻度が低すぎたのがわるく、ぜんぜん姿を見せてくれなくなり…笑。まぁ、ご飯のときはでてきたけども。

このままじゃいつまでたっても馴れないな…ということでトロ船より面積は小さめ、でも水深は深めなプラケースを購入し、置き場所は生活してる部屋に再度移動。

猫対策にメッシュワイヤーでガード。この時点ではいたずらよりも水を飲もうとしてカメに噛まれることのほうが心配だったかも。猫は水槽の水飲みたがるんよな。温いからかな。
内装はこんな感じ。ヤマサキカズラ食べちゃうかもと思ったけど、流木の陸にはぜんぜん乗らなかった。ヤマサキカズラは水質浄化の補助のつもりで入れてました。

この環境にしてやっと人馴れできた感じです。もしかしたら最初の水槽のままでも、もう少ししたら馴れてくれてたかもしれないけど、どうなんだろうね〜。

レイアウトについては、輝板石から溶岩石メインに変更。ごつごつした岩肌をよじ登ることで爪研ぎできればいいなと思って。
ちなみに、底床もほんとはなにもないほうがメンテしやすくていいよって各所で聞いたんですが、砂の上をがしがし掻いて歩いたら爪研げそうじゃん…ていうので田砂敷き。あと砂だと景観もいいし〜とか、この頃は食べ残しのお片付けなど底床のお掃除してもらう役目でシマドジョウを同居させていたので、ドジョウが砂潜って隠れるための役割などもございました。何ヶ月かしてかめかめが成長して、ドジョウを上手に捕まえられるようになり、投入するとすぐ完食するようになってしまったので今はドジョウは入れてません…。

最初はめだかと共棲するためにうちにきたシマドジョウ。すべてかめかめの胃袋へと消えた。かわいいやつらであった…。
それほど深く敷いてなかったけどけっこう砂に潜ってた。この様子がかわゆい。今度は餌用でなく飼いたい。

4番目の環境はオールガラス水槽の45センチハイ。やっぱり泳ぐところを横からも見たい!ってなりまして。すっかり馴れたし丸見えでも問題なしということで。成長していたので、サイズも最初の水槽よりふたまわりも大きいです。

3番目環境からしばしば陸にあがる姿を見かけるようになっていたんですが、このすけすけ環境でもすぐに陸を利用してくれました。陸は寝るときだけみたいなんですが、たまにお昼寝してることもありました。

ちなみに、この時点でいい紫外線ライトを見つけたので設置。日光浴そんなに必要ないといっても、多少はあったほうが健康的にも良かろうということで。

爬虫類のライトというと、用途別で兼ねるものもあるとしても光・熱・紫外線の計3灯必要というのが標準。光(明かり)は他の水槽や植物と共同で照らしてるライトがあるし、熱は水温で調整済み、したがって紫外線灯だけでお手軽なものを探してたんですが、見つけたのがゼンスイのMycro Sun。熱&光&微量のUVA、しかもLEDということでこれひとつでミシシッピニオイガメにぴったりおすすめ。陸部に照射しておけば、陸に上がったとき(とくに冬場は気温下がるので)の寒さも軽減できて最適でした。
口金の規格がGU10なので、器具側の選択肢が少ないのがデメリットですが、セットで買える器具もいい感じなのでええやんというところです。

天井はメッシュの蓋。ガラス蓋をさらに乗せることもできるので、保湿・保温もばっちり。さすがのテラリウム用。

閑話休題、なんとまだ変わるんですが、5番目の環境はテラリウム用の水槽。だいたいこの手のケースは陸上レイアウトの面積が占めるのですが、このシリーズはそこそこ水槽部が深く、フロントが片開きのガラス扉になっていて景観もよく、ドレイン穴が2箇所背面の下についててメンテもしやすくてええやんて感じでした。

ドレイン穴には外部フィルター(VX-60)を繋いで、サブに投げ込み系のフィルターをひとつ。週一で水全換えですが、ニオイもなく見た目にもきれいなお水を保てているようです(あと気休めだけどうんこ見かけたらスポイトで拾ってるよ)。

この環境ですっかり落ち着いていたんですが、年頭にスネークヘッドをお迎えしてスネヘ用となり(詳細は過去記事)、かめかめには45センチハイ水槽にもどっていただくことになったのが現在です。

今は同シリーズのレイアウト用素材を組み合わせて、ゆとりある隠れ場所ができてます。反射でようわからんよね、すまんね。最近カメラ向けるとカメラ目線なのよね…カメだけに。
置き場所の関係で水槽の側面を正面に設置。底床は砂から輝板石に変更。これならベアにすることなく床のごみを掃除しやすい。カメラ向けたので急いで奥から泳いでくるかめかめ。

今のところは単独飼育でゆくゆくわいの老後の友になってもらうつもりですが、もしかしたらさきほどの通りリクガメもお迎えするかもしれないし、別のケージでカブトニオイガメをお迎えすることもあるかもしれません。このへんはもうあたしがどこまでメンテできるかの体力と相談っす・笑。

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