こんにちはこんばんは。14本も下書きがあるのにそれを消化せず新規ネタです。ネタは旬なうちにっていうことでMac OS Tahoeです。ついさっきアプデしたらUIが一新されたんでちょっと感想など。
新UIは「Liquid Glass」
その昔、iPhoneの角丸デザインで世の中のWebデザインさらにはリアルのプロダクトデザインにまで一世を風靡した過去が懐かしい。Appleがそんな過去の栄光をもう一度と思ったかどうかはともかくとして、個人的な認識としてはアメリカでは少し大きめの角丸デザインについては、2024年からWebデザイン側でちらほらでておりましたよね。この辺、業界人ではあるのでデザイントレンドはそれなりに気にしていて、「また角丸の時代がくるのか嫌だな」って思った記憶です。そしてなんとあのApple様が後発でこのデザインを適用してくるっていうね。デザイントレンドを牽引してたあのAppleはもうないんだよなぁ。やはりジョブズは偉大だったのだな。

バージョンがですね、15から一気に26なんですよね。それまではふつうに1ずつあがってたのに。
これは妄想なんだけど、実は16開発の時点でLiquid Glass採用が確定してて、ほかのスイートを含んだ全体調整に難航しまくってリリースできなかった経緯とかありそう。
そんで、Liquid Glass自体の発表は2025年初夏だけれども、もし16とか17の時点でGUIデザインが外部にリークされて、「次はでか角丸デザインだ!」ってWebデザイン業界が先に走り始めてたとかだったらおもろい。非常におもろい。
一応、MacとiPadをもっててAppleユーザーではあるので、新デザインがくることは事前に知っていたのですが、デザインなので人によって好みとかもあると思うんですけれども、調べたらこのLiquid Glassについては文句がくそほど多いので笑っちゃいましたね。Mac、iPad、iPhoneもろもろは基本道具だから見た目がいいよねーだけだと問題が大きいというのはどなたでも判ることだとは思います。カコイイ!とかオサレ!だけの理由で使ってなくて、Macの機能性とかで使ってますよ勢(エンジニアとか)だと、角丸(しかもでかい)と半透明、グラーデーションで構成されたこのGUIは視覚的な情報量が多すぎて、判りやすい表現では「うるさい!」ってなるわけです。あたくし個人的にもフラットで角がぴしっと揃ってるとかが好きなので、あまり好きなタイプのGUIではないですね確かに。あくまでどちらかといえばという話ですけども。
「視覚的な情報量が多い」をもう少し解説しますね。
単純な例として、角丸であることによってウィンドウの丸く欠けている範囲に背景の情報が追加されます。ウィンドウを画面いっぱいに(フルスクリーンではなく)開いても四隅の角に背景情報が見えたままとなります(あくまで判りやすくするために書いてる例なので)。

さらに判りやすくは「色の数」が爆発的に増えています。例えばグラーデーションの多用(水滴・半透明表現を含む)ですが、赤から青へのグラーデーションがあったとして、色の情報の数としては赤と青のふたつではなく赤から青にいたる中間の色もすべて色情報の数ってことになります。フラットではないものはだいたい色情報が多いものですが、Liquid Glassはフラットが悪であるかのように情報を増やすGUIというのが特徴的といえるかもしれません。

Liquid Glassの問題に思うところ
さて、とくにでかい角丸が問題あるなぁと職業的視点からも思ったのですが、言語では説明しづらいので図をつくりました。

この図は、WebデザインUIにおける要素を表示できるエリアの比較です。ピンクの部分ね。要素がテキストだったケースを想像すると判りやすいですが、枠のラインにぴったり付けるのはふつうに見にくいので上下左右にいくらかのパディングが入っている、という表現になります。
下が大きな角丸だった場合ですが、角丸を構成している垂直ラインというのは、UI的には要素を入れるエリアに該当しないわけです。つまり、四角と角丸で同じ縦横サイズであっても、その枠内に詰めることができる情報の量が、角丸のほうが小さい、ということになります。
これはあたりまえかつささやかなようでいて、実は大きい問題です。自分はiPhoneユーザーでないからべつにいいんだけど、もしも画面の小さいiPhoneであったら相当苛つく話ではあるなと想像できます。iPhoneはMacやiPadよりもファーストビューが大切(いかにスクロールせずに情報が入ってくるか)になってきますが、デザインによって余白を広げているので、さらに必要な情報量が小さくなってしまうということですね。下手すると、iPhoneでのファーストビューに「情報がひとつもない」、という事態も大いに想像できてしまいます。
現に、いろいろLiquid Glassの所感記事を読んでみたところ、デザインを優先したGUIによって機能へのアクセスが阻害されてしまい、iPhone版Safariだとこれまでワンタップで接続できたブックマークにツータップを要するようになったと書かれていました。これは悪手と評価せざるを得ないか…。
いずれにしろ、最終的な評価がどうなるかは1年後とかですかね。各種のサードパーティアプリがGUIにLiquid Glassを採用する・しないの比率で結果が判ってくるかと思います。アプリはとくに機能性を求められるものですから、ガワがLiquid GlassだろうがそのGUIにはちゃんと操作性に配慮したデザインに落ち着く、あるいは継続することでしょう。
Launchpadがなくなってしまった…
さて、15飛んで26のバージョンが示すように、GUIのみではなくいろんな側面でアップデートをしてるそうなのですが、ものすごく個人的には、よく使っていたLaunchpadがなくなってしまったのがショックですかね…。


Spotlight内にシフトされたとのことですが。Launchpadは全画面なのもなんとなく気に入ってたし、アプリの順番やフォルダ分けを自由にできるのがすごく良かったのだった。Spotlight内でもよくわからん大別をしてるみたいですが、おまえの分類はどうでもいい、おれの分類がしたいんじゃいっていうことです。あれですよ、iPhoneやiPadのアプリアイコンが、自分で移動したりまとめたりできなくなっちゃった…ていう感じなんです。不便に決まっとろうがッ。
フォルダーの色が!

ブルー系が定番のフォルダーカラーがモノトーンに…なりましたね…(まえもグレーになったことなかったっけ。気の所為?)。これベータ版の時点ではまだ15までと同じ薄いブルーだったみたいですね。
しかし、も〜〜少し白寄りのグレーのほうがオサレ感はあるような気がするね。なんかアルミ・ステンレスというか、工業製品チックな無骨感でてるぅ。
グレーは好きだしいいんだけど、存在感がやはり消えてしまいましたか。ほかの色情報が増えすぎて色による埋もれを避けるためにモノトーンにせざるを得なかったとか?
良い点もあります。良かった探し。

Finderはフォルダーやファイルにカラータグが設定できますが、以前は左上のCCフォルダーのようにフォルダー名の頭に色ポッチがつくだけだったんですが、フォルダーごと色変するようになってくれたみたいです。これは視覚的に判りやすくて良き。
でもやっぱり採用してる色が濃すぎてダサない?判りやすくはある。うん。
というわけでアップデートしてからほんの数時間みて・触ってみた所感ですが、使ってるうちにまたなにか発見などもあるかと思います。
それにしても、ふつーにビジュアル面だけでいうと、OSってアップデートでまるごとデザインが変わってしまうってすごいなって思いますね。だって、「このデザインが好きで買ったのに、アップデートしたらデザイン変わっちゃった!」って。なんかOSだからそういうもんかで流してるけど、ふつーにデザインで買う勢の気持ちを考えると、高い買い物だけに勝手に変わることの不満というのはより大きい気がいたしますね。アピアランス設定でいろんなデザインバージョン選べたらいいね・笑。無理だと思うけど。
追加情報。下記のNoteはiPhoneユーザーの方の所感なのですが、さまざま読んだなかでいちばん興味深いポストでした。なんだかお気の毒にっていう感じです…。申し訳ないが、今iPhoneユーザーでなくて良かったな。こりゃー上記までで想像したより問題点大きそうだぞー。Appleさん今後どうするのかな。

