近況&新水槽の紹介

近況&新水槽の紹介

在りし日の先代ゲオ。ぜんぜん慣れてくれなくて2年も世話したのに近寄ると隠れていた。このあたりもストレスだったんだろうなぁ。合掌。

前回の魚ネタが2年前だった…。

いろいろありました密かに。生体を増やすことをほぼしてなかったので減る一方だったですね。しまいにはせっかく美しく育ったゲオが夏にストレス死するという事件がありまして…。お魚は管理をまめにしないと失敗することも多々あり、あたしみたいに興味が多方面に飛んでちょっと疎かにすると事故が起きるっていう…。改めて気を引き締めました。

というわけで管理のまずさ反省とともに発火して、水槽新しく買ってリセットスタートなどをここ2ヶ月集中してやってました。ついでに気になってたメダカなんかも始めてみたんですが、こちらはまだ試行錯誤の最中です。これも落ち着いたら紹介しようと思ってます。

熱帯魚水槽は1本で混泳を頑張ることに

今までゲオ用とその他の魚用の2本だったんですが、理由は過去ブログにもある通り、ゲオファーガスという魚の特性として縄張り意識が強くて、他魚を攻撃しまくるからというのがあったんですね。つまり、闘魚といわれて有名なベタみたいに単独飼育前提が自分のなかに定着してしまっていたんです。

今回ゲオを★にしてしまったことで改めてゲオについていろいろ情報を探していたところ、ゲオの混泳事例動画なども見たりして、ちょっと考えて構成すれば同種、異種問わず混泳できなくないですわってなんとなく判ったので、頑張ってみることにしました。

現在、元からいたエンゼルフィッシュ1尾のほか、初挑戦のラミレジィ2種×3尾、ゲオファーガス・レッドヘッドタパジョス×3尾を段階的に導入して、アメリカン・シクリッドでまとまりました。
シクリッドはゲオに限らず縄張り意識高めで攻撃力は高いので、かなりどきどきチャレンジ☆です。同種は3尾以上なら喧嘩になりにくいという話なのでいずれも3尾ずつ。ちょこちょこ同種同士で小競り合いをしていますが、攻撃されてヒレがぼろぼろになる個体はでてきてないので、当面このまま様子を見ていこうと思います。

なお、おまけでナマズを1尾追加、元からいたオトシンネグロ1尾もおります。お魚の詳しい紹介はまたの機会にしますね。

新しい水槽ももちろんオールガラス水槽

今回はAqulloシリーズの60cm拡張水槽にしました。いわゆる一般的な60cm水槽よりちょっと高さがあります。
置き場所という問題があるので、水槽大きくしたかったら縦方向に伸ばすしかないよね…。

到着後、さっと水で洗って設置。新しくセットするのはやっぱりわくわくする。

この水槽に決めた理由はサイズの他にフランジ付きだったという点があります。水槽の縁に天井枠があるので、蓋をするときに蓋受けをつけなくて済むため美観を損ねません。

あと、蓋受けがあると、エアの影響とか掃除のときとかで、そこから水が伝って水槽の外側に漏れるんですよね。とくに拭きにくい背面側。水がつーとひとしずく流れてそのまま乾いて、水槽を覗いたとき奥に見えるその水の跡がね、いらっとするんですわw
だから蓋受け使いたくないからっていうのが一番の理由かな。

内側ぐるっと天井部についた水平枠が「フランジ」。けっこう幅広なのは蓋受け以外にも役割があるからとあとから知った。
蓋受けは水槽の縁にかけて使う。水槽との接触面内部を水が通り、水槽の外側に水が伝ってしまうことがままある。

ほかにも、魚の飛び出し防止(ガラス面に沿って飛び出しがちなので)、水を縁ぎりぎりまで入れても、地震や掃除時の水面の揺れで水が溢れにくいっていう利点もあります。いいことだらけですね!

あ、でもいいことばかりでもないです。

この部分、けっこう幅広でフランジ自体が3cmあります。ガラスの厚み含めて3.5cmです。すると、各種の水槽周り用品がこのフランジの幅を考えられていないので、使えない製品がぽろぽろあるですね。

判りやすい例でいうと外掛けフィルターでしょうか。60cm拡張サイズであればふつうは外部フィルターを使うところなのですが(外部フィルターならフランジの影響受けないものもあるし、あってもどうにかする手段は残っている)、ここ数年あたくしは外掛けフィルターが好きでどうしても使いたい。外掛けは、およそ5mmほど(フチあり水槽でも1cm強)の水槽の縁に引っ掛けて使う前提で設計されているので、その縁が3.5cmもあると引っ掛けられなくなるわけですよ。

幸いというか、使用中だったGEXのスリムフィルターLはぎりぎり引っ掛けて稼働可能wだったので、引き続き使っています。

通常の水槽であればこの引っかかってる位置はもっと下にさがる。ポンプ位置が下げられるため、この状態でも問題なかったので使用継続。実は横幅もぎりぎり入るサイズだった…。フランジ幅のことは設置するまで気がつかなくて、うっかりしてたよね。
スリムフィルターLの吐出部分。外掛け式フィルターはこの吐出部が好きなのじゃ。

心配性なので過剰濾過中

では、話題ついでに引き続き濾過周りの現状について。

リセットあるいは新規だと困るというか大変なのが好気性バクテリアの繁殖です。バクテリアは水槽の水を浄化してくれて「生物濾過」とかいわれますが、スポンジとかの「物理濾過」とセットで水をきれいにして、生体が生きられる環境にしてくれるわけです。

バクテリアも生き物なので、水槽に水を入れていきなりそこに発生するわけではありません…。
なので今回のようにリセットするケースでは、バクテリアがすでに定着している濾過フィルターなどをそのまま移行したりすると、バクテリアも一緒にお引越しできてよいわけですね。

スポンジフィルターは円筒形が多いのですが、これは水槽の隅に置ける形、扇形なのが好き。この写真では判りにくいですが両手で包むサイズ。でかいのよ。

今回移行したのは上述のスリムフィルターLと巨大スポンジフィルター。
ちなみにこのスポンジフィルターの表面、いろいろ付着してすんごい汚かったんですが、新しく入れた小魚たちがみんなしてつんつんしてすんごいきれいにしてくれましたよ(笑)。

別途、水量&魚の数が増えたので、新規に水中式フィルターのGEXのサイレントフローデュアルを追加しました。
気がつくとGEX製品買ってますね。とくにメーカーこだわってるわけではないのですが。

サイレントフローデュアルを選んだのは、メンテナンスしやすい作りになっている(本体を水槽から出さなくても、内部の濾材やフィルターを交換可能)ことと、専用の交換フィルター以外にもお好きな濾材がたくさん入れられますよ〜っていうところですね。かつ、静音・ハイパワーなのがすごい気に入ってます。

あと、将来を見越した選択ポイントがもうひとつありまして。
今の水槽はベアタンク(底床をフラットにした状態)ですが、ゲオたちが成長したら底床に砂を敷く予定で、しかもゲオがぱくぱくするような細かい砂粒になるわけですよ。フィルターが水と一緒に砂粒を吸い込んでしまうと故障もしてしまうわけで、吸水部が砂を吸い込みにくいもの、というのが重要ポイントだったりするわけです。

右奥に下半分見えているのがサイレントフローデュアル。サイズ感のわりに底床からの高さがけっこう取れています。吸水部の穴も小さめでいいですね。中央、魚のトイレだから「フィッシュレット」だそうですよ(笑)。

さらにこちら、フィッシュレットも初導入。面白いねー、昔はこんなのなかったな〜。

まず、今ベアタンクにしている理由ですが、未成長の魚たちが多くいて、それなりに餌も多めにあげているので、その分水も汚れやすくてですね。フィッシュレットは底床の糞とか食べ残しを吸い上げてまとめてくれるやつなんですが、メンテナンス(吸い込んだものを捨てる作業…)が大変ではありつつも、床をきれいに保ってくれるので、魚の数が多かったり、糞自体がでかくて目立つ大型魚水槽だったりで重宝するわけなんですね。

これは底床に砂があってもちゃんと使えるみたいなんですが、なにしろでかくて場所取るし美観も損なうので、砂を導入したらお役御免にしようかと思っています。

砂が入ればその分バクテリアも増えてくれるので、このフィッシュレットとスポンジフィルターはなくなっても、全体の濾過能力のほうはまぁまぁ大丈夫かなと思ってます。
まぁ、そういうものはね、都度都度やってみて、様子見て、いろいろ変えたり変えなかったりなんですが。

お魚のご飯事情

さきほどの餌多めにあげてる点ですがね…。成長期だからと思って量をたくさんあげがちというのもあるんですけど、餌の種類もいろいろお試し中だったりするわけなんですよ。それでうっかりあげすぎてしまうこともまああり。そのせいでこないだちょっと水を荒らしてしまったので反省中です。

これまで餌は一括テトラミンだったんですよ、なんていうか悩まず幅広い食性の魚に対応するもんで…。
魚の食性というのは、草食か肉食かなど種類の違い以外にも、沈降性(下に落ちたのを食いたいやつ)と浮揚性(水面に浮かんでるのを食いたいやつ)などなどもございまして、あとゲオ含めておっきくなると色付いてきらきらになる子が多いので、色揚げのよくなる餌はこれだよ〜とか、成長期にいいのはこれだよ〜とか、知れば知るほどまず試せって感じなのですわ…。

とくに元からいたエンゼルさんなんてテトラミンと冷凍アカムシ以外あげるといったん口に入れつつもぺっと吐き出したりしてたのでどうかなって思ってたんですが。たしかに最初はバイブラバイツ(写真左の赤いやつ)もおとひめ(手前右の茶色いやつ)もぺってしてたけど、今は食欲旺盛でなんでもこいって感じの小魚と一緒になってなんでも食べるようになりましたね。いやーよかったね。

水槽の横にあるお魚ご飯セット。

餌は100均のスパイス入れなんかに入れ替えてます。写真右の薬味用スプーンですくって量を調整してあげる。
手前左のミニ計量カップみたいなやつは冷凍アカムシの解凍に使ったり、沈降性の餌を水槽に投入してすぐ下に落ちるようにあらかじめ水に漬けるために使います。沈降性でも小さいものは水面を少し浮遊するので、その少しのあいだにエンゼルとかがばくばく食べてしまって、下に落ちないと食べられないナマズに届かなかったりするのでw
コルク蓋に入ってるのが万能フレーク餌、テトラミン。みんな大好きテトラミン。

なんで水草水槽やらないかっていうと

照明とCO2の管理がめんどくさいからです。

あと、こういう感じのね、全体的に暗めで、水面のゆらゆらがスポットライトの影で浮かび上がる感じの水景が欲しいんですよ。

映り込み避けて撮るのが難しいんですが…こんな雰囲気とか…。
写真だとゆらゆら加減が判らないので、頑張って今度動画を撮ります…。

姪が「水族館みたい」っていっててああそれだと思ったんですが。確かに水族館大好き。魚がいるからっていうのもあるけど雰囲気も好きですわ。

ていうか、水草は魚以上に大変なのでめんどくさいし、ゲオがいて砂も敷く予定であれば水草は掘り返してくれるので入れられません。

照明はずっと小型水槽用のLEDランプを使っているんですが、実はこの水槽が置いてあるとこにはダクトレールが存在しておりまして。
こんなもんいつ使うんだよと10年以上思ってたんですが(すべりこみで買った部屋なのでカスタマイズできなかった)、やっと出番きたわと思ってます。よかったよかった。
しかして、据え付きのスポットライトはいまいちだし電球だしなので、年末あたり買い換えたいな〜と思ってます。狙ってるアームタイプの調光・調色ライトがあるんですよ。買うまでに売り切れませんように。

最近またちょっと考えてるのは、砂を敷くころには、水槽の蓋は外して、水面から飛び出るサイズの巨大流木をメインにしたレイアウトはいかがかなと。上から覗いても楽しめるし、冬は乾燥対策になるし、いちいち蓋を外してからのメンテめんどくさいっていうのも解決できてよきかなって思ってます。

アクアライフは夢が広がっていいですねw

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